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2007年9月18日

かもめ食堂

Movie

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かもめ食堂

久々の映画レビュー。
別に映画を見なくなったわけではなくて、
テレビではそれなりに映画は観てました。

でもレビューする気にならなかった。
現実とかけ離れていればいるほど、リアリズムから離れられず、
現実的であればあるほど、世捨て人になりたくなる。
なんか複雑な気分だった。


そんな中、この映画はよかった。
映画「めがね」の公開に先立って宣伝的なところでのテレビ放送なのでしょう。


淡々と日常的でありつつ、舞台は遠く離れたフィンランド。
そんなに大きな盛り上がりはないけれど、
日常と非日常が混在していて、
僕らの住む世界はそんなものなんだ、って妙な説得力があった。

小林聡美演じるサチエがフィンランドの首都、ヘルシンキに
「かもめ食堂」なる食堂をオープン。

偶然知り合った日本人のミドリ(片桐はいり)とマサコ(もたいまさこ)と、
かもめ食堂に集まるフィンランドの人たちとの日々がのんびり、ほんわか、
淡々と語られてゆく。

劇的なシーンはないけれど、ああ、人生ってこんな風に生きるのがいいね、
って思わせてくれる。

人生「やりたいことをやる」のではなく、「やりたくないことをやらない」のがいい。
「やりたいこと」って言うと、じゃあやりたいことって何?って悩んじゃうけど、
やりたくないことはすぐ分かる。


フィンランドの自然が美しい。
フィンランドって遠いけど、日本との間にはロシアという国しかないんだね。
社会福祉が進んでいて、北欧デザインで有名。
その程度しかフィンランドに対する知識はないけれど、
この国に対して愛着が持てた。


大海があることを知った蛙はもはや井戸の中にはいられない。
たとえその井戸がどんなに広くても。
だから僕はいずれ大海へ出る。
大海がどんなところかを知ると同時に、
自分がいた井戸がどんなところか知るために。
そしていずれはまた井戸に戻るんだ。

いつの日か、
ジャパニーズ・ソウルフード「おにぎり」を片手に大海を旅しよう。
そして遠い異国で合気道の「膝行」をやるんだ...


「めがね」も観たくなりました。
旅行かばんには必要なものだけ詰め込んで。
なにが必要か分からなきゃ、要らないものをかばんから取り出せばいい。



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Author: ただおー
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人はなぜ架空の物語を必要とするのだろう。自分の感情のセンサーを磨くため? はたまた自分を客観的に見つめることで自分を知るため? いろんなメディアの「物語」を読むことで物事の本質を探求します。

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